Blog29.【未然防止の検証】歩き健康法の体験談

 今日は病気の未然防止である「歩き健康法」について、専門家の知見と私の体験談(検証結果)をお伝えする。
 
1.青柳流歩き健康法に出会った
 201312月の定年退職を契機に、健康のためと思いぶらぶら歩きを始めた。
 たまたま201711月に滋賀県主催の「歩いて伸ばそう健康寿命」講演会があり、参加した。内容は、「運動機能障害」に強い身体をつくる!「18,000歩、20分の速歩きが健康のカギ!」ということです。数年前にNHKでも放映されており、全国的に普及が進んでいるという。
2.私の歩き体験
 この講演を聞き、講師の青柳氏の本を読み「青柳流あるき律」を知ったことで、これは本物ではないかと思い、早速201712月から「青柳流あるき律」に基づき歩きを始めた。2022年1月現在、4年間強の継続である。
 律のポイントは、次の4点。
 一つ、8,000歩、20分間は早歩き(話すことが少し苦しい程度の歩き)。歩数は年齢と体力に合わせて決める
 二つ、歩きは午後(夕方が良い。朝は体が対応できない)
 三つ、3か月継続すると、持続スイッチが入る

 四つ、歩き過ぎは体を痛める(10,00歩は良くない)

 このルールで行ってみたところ、3か月後にスイッチが入ったためか、歩きを止められなくなった。そして、次に示す①~④の効果が表れた。継続していくと徐々に効果が強くなり、更に⑤~⑦の効果が表れてくる。これは凄い!と思わざるを得なくなった。
 ① 立ち眩みがなくなった(もともと低血圧だ)
 ② 寝つきが良い
 ③ 足の冷えを感じなくなった
 ④ 風邪をひかなくなった
 ⑤ 健忘症が止まった(少し前に2~3回起こっていた。歩き出して止まった)
 ⑥ 読み書きが楽になった
 ⑦ 少し穏やかになったようだ
 そして、不思議と歩くことが苦にならないのだ。確かに、青柳氏の律の通り3か月経過後は歩きが生活の一部になった。台風以外は必ず歩いている。
 他にも見えていない効果があるかもしれないが、老化し体力が減退している分を補っているように思う。
 それで「青柳流歩きの律」が本物だと分かった。その後、会う皆さんにお勧めしている。

 

3.もう一つの歩きの知見
 その翌年2018.1.8(日)、NHKスペシャル で次に示す放映があった。
 『人体神秘の巨大ネットワーク「骨が出す!最高の若返り物質」』
 要点は骨に衝撃を与えると、骨から若さを生み出すメッセージ物質を出す。その結果として、①精力アップ(心身の活動力)、②筋力アップ(筋肉の力)、③記憶力アップ(認知症予防)、④免疫力アップ(疫病感染症)が自動的に行われるというものである。
  • 効果的なのは、ジャンプ、歩き(早歩きが良い)。高齢者の場合は、水中ウォーキング、ストレッチ、ヨガが効果ある。階段の上り下りも効果がある。毎日行っている家事も効果が大きい。活動を止めると、逆に若さを保つ必要なしと判断して、メッセージを止めてしまう。
 という解説であった。個人的に理屈の詳細を調べることはしていないが、「青柳流あるき律」を体験したことで、NHKの解説が理解できたように感じている。現時点で、この二点が私が歩きを行う根拠である。
 
4.さいごに
 ちゃんとした専門家の説は論理的根拠があるということである。ぜひとも、青柳著「あらゆる病気は歩くだけで治る!」青柳幸利著、SB新書、880を精読し、律に基づく歩きを実施されることをお勧めする。歩数は年齢に合わせて調整するのが良い。
 本日のBlog29は、単なる歩きの伝承ではなく、「対処療法」を止めて「未然防止」、つまり「品質管理の源流」をお伝えしたつもりである。
 皆さんと共に「ピンピンコロリ」を目指しましょう。

以上